【ACT9日】 国内で先駆けてモリソン連邦首相が新型コロナウイルスのワクチンを受けるなど、政治家らが国民に接種を奨励するなか、極右派として知られるワンネーション党のハンソン党首はワクチンを受けない意向を示している。
ハンソン氏は9日、「接種を受けるかは私の選択だ。あなたが受ければあなたは守られる」とスカイニュースで話した。インフルエンザの予防接種も受けたことがないという。
これについて連邦野党のバトラー労働党議員は、「ワクチンへの信頼性を批判し、公衆衛生を危険にさらしている」と話し、ハンソン氏を批判した。オーストラリア医療協会( AMA)のクリス・モイ副会長も「ワクチンの安全性と効果は薬品・医薬品行政局(TGA)が承認している。無責任なコメントだ」と批判した。
ハンソン氏はまた、「交通事故死であっても、死亡時に新型コロナウイルスに陽性を示した人の死因をすべて同ウイルスとしている」と訴え、国内死者数の精度に疑問を投げかけた。これに対しモイ副会長は、「他疾患同様、新型コロナウイルスが死因または原因の一つと医師が純粋に考えた場合のみに数に入れる」と話し、ハンソン氏の意見を退けた。
ソース: news.com.au – Hanson lashed as ‘irresponsible’ after wild COVID vaccine rant on live TV