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アンザックの日 ガリポリでテロ警戒

【キャンベラ6日AAP】  連邦政府は、第一次世界大戦のガリポリの戦いを記念するアンザックデーに合わせてガリポリへ渡航する旅行者に対し、記念行事を標的としたテロの恐れがあるとして、十分に注意するよう呼び掛けている。記念行事は予定通りに行われるという。

連邦のテーハン退役軍人相は、テロの恐れがあることは認めたものの、具体的にどのような恐れがあるのかについては言及を避け、「テロリストを勝たせるつもりはない」と見解を述べた。連邦政府もまた、テロの危険性が高まっているとして、アンカラやイスタンブールへの渡航を控えるよう呼び掛けている。

テーハン退役軍人相は「現在の世界情勢においては、大規模なイベントであらゆる規模のテロが起きる可能性がある」との見解を示し、「残念ながら、アンザックデーも例外ではない」と述べた。記念行事にはオーストラリア人252人を含む、509人が出席する予定で、トルコ政府当局も取締りを強化している。

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