【シドニー6日AAP】 オーストラリア医師(AMA)会は今年、「前例のない」複数の新型インフルエンザが確認されているとして、予防接種が流行に備える最善策と国民に呼びかけている。
AMAのバートン博士は、国内外の統計から判断すると、インフルエンザが大流行する年回りだとした上で、「毎日、何百万もの人が地球上を移動しており、過去と比べると感染の拡大がずっと速くなっている」と指摘した。
AMAもまた、インフルエンザ対策として、毎年予防接種をすること、最新のワクチンを打つことなどを勧めている。バートン博士は、予防接種をすれば絶対にインフルエンザにかからないとは言えないが、接種しておけば、かかった際にも重症にならず、短期間で治ると説明している。