【WA12日】 WA州の北西沖のバカニア諸島にあるコカトゥ―島の鉱業権を中国関連企業が取得したことが分かった。近くに豪軍の訓練施設があることから、連邦政府内では懸念を示す声が上がっている。
バカニア諸島のコカトゥー島はパースから約2,000キロメートル付近のキンバリー地区北西にある、総面積31平方キロメートルの小さい島だ。滑走路も備えており、1950年代から80年代にかけて、鉄鉱石が採掘された。80年代には4ツ星のリゾート施設も建設され短期間営業を行っていた。
WA州の鉱業省は中国関連企業と2032年までのリース契約を結んだ。中国関連企業による島の取得に先がけ、島の近くでは中国の調査船が目撃されたことが報告されている。専門家によると、この船は中国科学院の南シナ海海洋学研究所が所有していることが分かっている。
ソース:news.com.au-Chinese takeover of abandoned WA island ‘paradise’ close to military training area sparks concerns