【ACT12日】 連邦政府のモリソン首相は12日、新型コロナウイルスのワクチン接種について10月末までに国民全員の接種が完了すると述べたことはなく、「誤解されている」と記者に反論したことが分かった。完了が1回目か2回目かで認識の相違があったもよう。アストラゼネカ社のワクチンは2回の接種が必要となる。
保健省のマーフィー秘書官は11日、ワクチン接種が来年までかかる可能性を示唆し、連邦政府にによる10月末までに完了とする方針に水を差す形となっていた。ただ、記者らがこのことについて12日、モリソン首相に質問した際、10月までに完了を目指すのは1回目の接種だと説明した。
さらに、モリソン首相は記者がこれまでの発言に一貫性がないと指摘された際、「それは全面的に否定する」と述べ、一カ月前に10月末という期限は2回目の接種を含まないと明確に述べたとして苛立ちをあらわにした。
ソース:news.com.au-PM: I was ‘misunderstood’ on October jab deadline