【NSW12日】 カンタス航空は12日、ドイツのフランクフルトを出発し、ダーウィンに到着した便の乗客について、新型コロナウイルスの検査結果や接種記録を瞬時に判断する旅券アプリを使用し、初めて入国したと明かした。
新たな携帯アプリ「コモンパス(CommonPass)」は、スウェーデン拠点のコモンズ・プロジェクト・ファンデーションが開発。新型コロナの検査結果が信頼できるものか、入国条件となる健康検査をクリアしているかなどについて、イエスかノーによって分かりやすく判断する。
カンタスのタリー最高顧客責任者(CCO)は、国際線サービスを空に呼び戻し、職員たちを職場に戻したいとの考えを示した上で、「このデジタル健康通行証がそのための足掛かりになるだろう」と述べた。
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