【キャンベラ9日AAP】 連邦のダットン移民相は、シドニーやメルボルンの人気のある地域から離れた地方都市で移民者たちが定住できるような奨励策を検討していることを明らかにした。
連邦のモリソン財務相によると、5月の予算発表で明らかになる政府の政策では、 住宅購入の容易さが最優先されているという。
ダットン移民相は、 インフラや住宅供給の観点からみたシドニーやメルボルンでの人々の定住による経済的影響を、移民省と財務省、金融省で検討したところ「地方都市を定住先に選ぶ人たちを政府が支援できる方法がいくつかある」とした。
「外国人労働者の需要は月の満ち欠けのようなもの。移民受け入れの数は国益を優先にして決定され、 経済と連動して変動していくべき」とも述べている。