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コロナ禍で需要増 キャンピングカー詐欺横行 VIC

【メルボルン13日】   VIC州ではキャンピングカー販売の詐欺が横行しており、州消費者省は注意を呼びかけている。同省によると、2019年は2件だったのが、2020年の10月以降はすでに17件の被害届が出ているという。

 

詐欺の手口は、オンラインでキャンピングカーを宣伝し、外出規制などを理由に実際に実物を見せないまま銀行口座にデポジットを振り込ませるというもの。デポジットを支払った後に、車を取りに来るか家まで届けると説明されたが、お金を払った後は連絡がつかなくなったという。

 

メルボルン在住のアンドレアさんは、 昨年eBay でキャンピングカーを注文したが、車の配達が祝祭日になった時に不審に思った。販売者に予定配達日前からe-mailを送って連絡を取ろうとしたが、返信はなかったという。

 

メリッサ・ホーン消費者相は「2020年は大変な1年だった。多くの州民がロード・トリップをしたい気持ちはよくわかるが、詐欺に遭わないためにも現物を実際に確認してから購入してほしい。長い目で見て、お金と時間と労力を無駄にしないためにもベストな方法だ」と述べている。

 

同州では昨年、オンラインショッピング詐欺で総額およそ150万ドルの被害額が出ている。

 

ソース: news.com.au – Rise in caravan scams in Victoria after lockdown

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