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コーマン前金融相がOECD次期事務総長に

【ACT14日】   オーストラリアのマチアス・コーマン前金融相が、経済協力開発機構(OECD)の次期事務総長に選任された。アジア太平洋地域から初のOECD事務総長になる。

昨年議会を去ったコーマン氏は、オーストラリアで最も長く金融相を務めた。欧州連合(EU)元貿易委員のセシリア・マルムストロム氏など他9人の候補者を退いて、OECD次期事務総長に選ばれた。6月1日から、メキシコのアンヘル・グリア現事務総長に代わって5年間任期を務める。

モリソン連邦首相は、「ここ数十年で国際機関で国内候補者が得た最上級職」「パンデミックから世界経済が回復するなか、国際経済や税制、気候変動政策の構想においてOECDが占める役割はこれまで以上に重要だ」と述べ、コーマン氏を称えた。

ソース : news.com.au – Former Australian finance Minister Mathias Cormann elected head of OECD

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