【ブリスベン11日AAP】 QLD州医療研究所の調査によると、同州の男児の肥満の原因が持ち帰り(テイクアウェイ)の食事だったことに対し、女児の肥満の原因は家庭環境が影響されることがわかった。
肥満になりやすい男児・女児の傾向として、貧困層が多く住む地域で、教育水準が低い親の元に育ち、スポーツ活動に参加していないテイクアウェイの食事が多い家族に育っているケースが多いとしている。
男児・女児の肥満傾向に共通要因が見られる中にも、5歳から11歳までの男児の肥満の多くは1週間に2回以上のテイクアウェイの食事が原因だとし、同じ年齢グループの女児の肥満の多くはひとり親家庭で育っている場合になりやすいとなっている。