【ブリスベン13日AAP】 大手スーパーマーケットのウールワースが、2万点以上の商品を対象に、価格の端数をなくす方針を明らかにした。これまでは95セントや99セントなどの端数が付くことが慣例となっていたが、これをなくすという。
ウールワースの販売・促進部長のドノヒュー氏は、「このように表示したほうが、消費者にとって買い物の予算が計算しやすくなる」として、「ウールワースは、顧客にとって買い物がより簡単に便利になることに重点を置いている」と説明した。
一方、ライバルのコールズでも、端数の省略は近年少しずつ取り入れられており、例えば、2011年に2ドルの牛乳、2012年に1ドルのパンを発売している。コールズの担当者もまた、買い物のコストが計算しやすくなり、家計の管理にも役立つとして、「今後も低価格を実現していきたい」とコメントした。