【QLD19日】 QLD州立大学の学長は19日、反中国活動家のドリュー・パヴロウ氏について、「自分を被害者に大学を悪者に仕立てあげている」との見解を示したことが分かった。同大学は同氏が中国の人権侵害に反対するデモを実施した際、行動規範に違反したとして退学処分としていた。
一方、パヴロウ氏は大学が行動規範に違反したとして訴えを起こしている。大学が問題に適切に対処しなかったとの声も上がるなど議論が加熱していたが、ヴァーゲス学長は19日、大学の対応をあらためて支持し、パヴロウ氏に対しては通常の懲戒手続きを踏んだと説明した。
ヴァーゲス学長は、「パヴロウ氏自身の中国に対する立場を元に、私と副学長が陰謀を企てたというストーリーを提示した」と述べた。パヴロウ氏は今月初めに行われた審議で、自身が処分を受けたのは政治的な動機が背景にあると話していた。
ソース:news.com.au-University of Queensland chancellor calls anti-China student Drew Pavlou ‘conspiracy theorist’ during senate hearing