【シドニー16日AAP】 NSW州のストークス教育相は、連邦政府が教育省の学校安全プログラム(the Safe Schools program)への援助を今年半ばで中止することを受けて、同プログラムは新しいいじめ対策に置換されることを発表した。
同プログラムは、学校での同性愛者などの性的少数者に対するいじめ対策も含まれており、多数の保守派議員から反対されていた。
ストークス教育相は「 肥満や同性愛者や肌の色や他のいかなる理由でも、NSW州の公立学校で差別やいじめは決して容認されない」とし、新しい対策でもいじめに苦しんでいる子供たちへの援助をしていくと述べた。