【キャンベラ18日AAP】 ターンブル政権は労働党とワンネーション党からの圧力への対応から、一時滞在者の長期就労ビザのサブクラス457を厳格化することを発表した。
ターンブル首相は「サブクラス457で外国人が就労している仕事はオーストラリア人が雇用されるべき」とし、改正後は国益のために「最も優秀な」人材を採用するため、4年間と2年間有効の2種類の就労ビザへと変更されるとした。
現在のサブクラス457で対象となる職業リストは650職種だが、改定後は約200職種が削減される。
ダットン移民相は、改定後のサブクラス457では、2年間有効のビザの場合は永住権への申請資格を得られないとしたが、現行のビザ保持者にはこの変更は適用されないとしている。