【メルボルン18 日AAP】 VIC州のモナシュ大学の最新研究から、子供のいびきは脳障害を引き起こす可能性があることが明らかになった。
同大学のローズマリー・ホーン教授は、7歳から12歳までの136人と3歳から5歳までの128人の2グループでMRI検査と酸素濃度の測定をし、3、4年後に追跡調査を行ったと説明した。
研究結果から、就学年齢の子供でいびきをかく子は血圧が高めだとし、素行不良や知的能力低下が見られ、就学年齢前でいびきをかく子は正常血圧が認められたが、素行不良が多く認められたという。
ホーン教授は、多くの両親たちは子供のいびきに害はないと思っており、一過性な場合もあるとしながらも、早期対処が必須だとしている。