【ブリスベン19日AAP】 QLD州の電力会社ソーラーQが、ジンピー(Gympie)地区カウンシルに19日、国内で最大級となる太陽光発電・蓄電所の建設申請書を提出したことが分かった。完成すれば、31万世帯への電力供給が可能になるという。
ソーラーQのアームストロング社長によると、発電所の規模はSA州市場の2倍の規模とされ、建設費用が約20億ドルに上るとしている。建設が許可されれば、18カ月で450人の雇用につながるが、長期的には6~10人の従業員だけを雇用することになるという。
また、アームストロング社長は、同発電所はQLD州南東部とワイド・ベイのほぼ全ての世帯に電力を供給することが可能で、ソーラーパネルを地面から引き上げた位置に設置するため、羊やヤギなどの家畜を飼育し、芝刈り役とすることも可能な「究極のデザイン」と抱負を語った。