【VIC21日】 VIC州政府は、州立高校で性的関係の同意に関する教育を義務付ける方向だ。互いを尊重した関係の授業も、同州で必修科目となっている。
パルフォード州雇用相は、「性的関係同意の教育は非常に重要なステップだ」「若者から必要との声も上がっている」と述べた。同教育にふさわしく、内容を深く理解できる年齢などについて、教育専門家や若者らと連携して決定する。
国内でここ数週間、性的関係の同意や学生による性的嫌がらせの申し立てが注目されている。メルボルンの一流私立校ヘイリーバリーの女子生徒が先週、学校で性的嫌がらせを受けたと公表した。メルボルンの私立校ウェスリー・カレッジも19日、性犯罪や性的嫌がらせに関する申し立てをVIC州警察に通報したと発表した。
先立ってシドニーのシャネル・コントスさんは、性的関係の同意に関する相対的な教育がNSW州のカリキュラムに必要と呼びかけ、3万人を超える署名を集めた。
連邦のタッジ教育相も今月初め、互いを尊重した関係を国の教育カリキュラムに含む考えを示している。
ソース: abc.net.au – Consent education to become mandatory in Victorian state schools