【ローンセストン20日AAP】 TAS州のタスマニア大学は、同大学のローンセストン・キャンパスをローンセストン市街地へ移転させる計画を発表した。同州のガットウィン財務相は移転により、新たに2700人以上の雇用が見込めるとの見方を示している。
連邦のターンブル首相は20日、タスマニア大学のキャンパスを現在のモーブレー(Mowbray)から、ローンセストンCBDのインベレスク(Inveresk)へ移転させることに合意する「シティ・ディール」に署名した。同プロジェクトの総費用は2億8000万ドルに上るとみられている。
ガットウィン財務相は、「単一のインフラ投資としては、この規模は州内で初めて」とコメント。同相によると、建設労働者430人を雇用するほか、何千人もの地元住民らに対して大学を開放し、資格などの取得をサポートする方針を明らかにしている。新キャンパスは、来年着工の予定。