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移民審査 英語面接や価値観テスト導入

【キャンベラ20日AAP】  与党保守連合は20日から、オーストラリアの市民権審査として、新たに通訳を介さない英語による面接試験のほか、家庭内暴力や性器切除、未成年婚などについての考え方を問い、オーストラリアの価値観を受け入れられるかなどを審査する方針だ。

ダットン移民相は新たな審査方法について、特定の宗教を標的にしているとの指摘を否定した上で、「人々に求めているのは、我々の法律を守り、価値観を受け入れ、子どもを学校へ行かせ、仕事が出来るのであれば仕事をする、素晴らしいオーストラリア人になって欲しい」と話した。

この他、申請者は永住権保持者として過去に少なくとも4年間、オーストラリアに居住している必要がある。また、市民権審査を受けられる回数について、現在は制限がないが、改正後は最高3回までとなる。

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