【シドニー21日AAP】 NSW州与党保守連合は、シドニー西部バジェリーズ・クリークに建設予定の新空港について、政府が介入する必要があるとしても、2026年までには完成させるとの方針を示した。2018年末までに着工する見込みだ。
フレッチャー都市インフラ相によると、シドニー空港を運営するシドニー・エアポート・コーポレーション(SAC)が、新空港プロジェクトへの参加を5月8日の期限までに決定出来ないとの憶測が広がっていることについて、「誰が建設するかにかかわらず、シドニー西部の空港建設は進める」と述べた。
フレッチャー都市インフラ相は「我々の選択肢は政府が建設と運営を担当するか、もしくは民間セクターを見つける」と述べる一方、SACが参加することを期待しているとの見解を示した。また、ブラックタウン市長のバリ氏は、政府が空港を24時間運営とする方針を示しているのを受け、飛行の制限時間を設けなければ、住宅開発などに影響が出ると懸念している。