【NSW23日】 NSW州各地で大雨による洪水の被害が広がっている。同州ですでに1万8,000人が避難したが、さらに1万5,000人が避難を強いられる可能性があるという。
22日夜中、シドニーの一部および州中北部沿岸部の住民に避難勧告が出された。ベレジクリアン州首相は23日、「シドニー北西部のコロ川およびホークスバリー川周辺が最も懸念されるが、州北部沿岸部グラフトン周辺も危険だ」「避難準備を言い渡されたなら、勧告発令時に直ちに避難できるように」と警告した。
州緊急サービス(SES)も「避難しなければ、水や電気なしで取り残される可能性がある」「道路は洪水で遮断された。ボートやヘリコプターで救助を行う」と警告する。
州中北部沿岸部ケンプシーでは23日正午頃、マクリー川の堤防が決壊するとともに町の中心部が冠水すると予想される。
気象局は、状況は終わりからほど遠いとして、大雨は州沿岸部に留まらず州西部に移動すると警告する。
ソース: news.com.au – NSW floods: More than 15,000 may have to flee their homes as weather conditions deteriorate