政治

議事堂内女性蔑視問題 連邦首相が涙ながらに弁護

【ACT23日】   元自由党職員のブリタニー・ヒギンスさんが2019年に連邦議事堂内で強姦被害に遭ったことを明らかにして以来、議事堂内で女性に対する不当な扱いが問題になっている。モリソン連邦首相は「私が女性の声を聞いていないと考える人が多い」と涙ながらに認めた。

ヒギンズさんが強姦被害を明らかにした後、モリソン首相は自らの娘を示唆したコメントで多くの批判を受けた。同首相は23日、「多くの国民、特に女性たちが私の対応に落胆している」「娘について触れたことを批判してもいい。娘、妻、私の母は私の人生の中心だ。この仕事を毎日行う上で、彼女らが価値や信条を教えてくれた」と涙ながらに話した。

野党労働党のクリスティーナ・ケネリー議員は「間違った言葉を使ったと認めるのはわかるが、5週間もかかっている」「説明に行動を伴ない、家庭内暴力下の休暇や男女賃金格差、厚生年金不平等などの問題に対応しなければならない」とスカイニュースで話した。

22日、自由党職員の男性が女性連邦議員の机上でわいせつ行為を行った写真を同僚に送り、これがチャンネル・テン局で放送されて男性は解雇された。

ソース: news.com.au – Tearful PM Morrison defends handling of crisis

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