【シドニー23日AAP】 シドニーを訪問中の米国のペンス副大統領は23日に、タロンガ動物園を家族で訪れ、オーストラリアのふわふわの動物たちとの楽しい一時を過ごした。
孤児のレッドカンガルーで、飼育員によって育てられた「ペニー」が木陰で気持ちよさそうに昼寝をしている姿を見たペンス副大統領は「私も日曜日の午後はあんな感じだよ」と飼育員に冗談を言っていた。
一緒に家族写真を撮ろうとする副大統領から逃げ回っていたペニーだが、最終的には写真撮影にしぶしぶ応じていたという。逆にペニーの友達のエミュー「ウィッジ」は美味しいおやつに吊られてか、副大統領家族に愛嬌いっぱいだった。
副大統領家族が訪問中のタロンガ動物園は警備が厳しくなっており、一部が一時的に閉鎖されていたため、家族で訪れていた男性は「迷惑だ」と不満を言っていた。
副大統領は24日にシドニーを出発し、10日間のアジア太平洋地域訪問の最終地となるハワイへ向かう。