【キャンベラ26日AAP】 ターンブル連邦首相は5月4日、米国ニューヨークでトランプ米大統領と会談することが決まった。第二次大戦の珊瑚海の戦いから75周年を記念し、イントレピッド海上航空宇宙博物館で両首脳は面会する。
米ホワイトハウスの発表を受けてターンブル首相は、「トランプ大統領との会談は、豪米間の同盟やアジア太平洋地域での米国の関与を再確認する機会となる」と述べ、歓迎した。
1月、ターンブル首相と電話会談したトランプ大統領は、オバマ前大統領から引き継いだ難民引き受けに関する合意をめぐり、「最悪の電話だった」と話した。このことから、先週オーストラリアを訪問したペンス米副大統領は両国の関係をスムーズに運ばせるよう配慮を見せ、ホワイトハウスも「大統領はターンブル首相との会談を楽しみにしている」と発表している。
元駐米大使のキム・ビーズリー氏は、緊迫する朝鮮半島の現状などを考慮すれば豪米首脳の会談は非常に重要だとした。また、「ターンブル首相に、討議内容に貿易を含むよう期待する」と話した。