【アデレード26日AAP】 SA州の少数政党ファミリー・ファースト党が、オーストラリアン・コンサーバティブズ党と連携することが決まり、コンサーバティブズ党を立ち上げたバナーディー議員は、「自然な組み合わせ」と述べ、今後共に強く成長していくと抱負を語った。
ファミリー・ファースト党は、同党のボブ・デイ元議員が自身が経営する建設会社の破綻に関連し、辞職するなど混乱が続いていたが、コンサーバティブズ党との連携をきっかけに、前に進みたい考え。ファミリー・ファースト党のフッド議員は、保守派は長い間ばらばらだったが、「ようやく一つにまとまった」と述べた。
またバナーディー議員は、宗教に関係なく、「元同僚、現同僚など、政治を本当に変えたい人たちは誰でも歓迎する」と述べ、この合併を最後とせず、今後も成長させたい考えを明らかにした。また、来年の選挙を視野に、各州での政党登録を目指したいとしている。