【NSW25日】 オーストラリア・エネルギー市場委員会(AEMC)は、家屋の屋根に設置されたソーラーパネルから送電網への送電代の支払いを求める新法を提案していることが分かった。AEMCのバーCEOは、太陽光発電が過去最高の水準に達し、送電網がこれに対応しきれていないと指摘した。
国内では現在、顧客全体の約20%が電力需要の一部を屋根に設置したソーラーパネルから得られる電力でまかなっており、2007年のわずか0.2%から大幅な上昇を示している。また、住宅から余剰電力を送電網に送り返しているが、電力量の増加にともない管理が難しくなっているという。
AMECは多数の変更を提案しており、これには送電網への送電に対する課金の禁止を削除することが盛り込まれている。AEMCはこれについて、余剰電力の送電への課金を必須とするものではなく、柔軟性をもたせ電力価格により多くの選択肢をもたらすためのものと説明した。
ソース:abc.net.au-Australians with rooftop solar panels could soon be charged for exporting power into the grid, under proposed changes