【ブリスベン28日AAP】 ブリスベンの17才の少年らがポッサムを虐待し、その様子を収めたビデオを携帯電話アプリのスナップチャットで配信していたことが明らかになった。ホーランド・パーク地域裁判所は少年に対し、1年間の保護観察を言い渡した。
少年らは2015年のクリスマスの日に、ポッサムを車でひくなど虐待する様子をビデオに収めたとみられている。コーナック裁判官は、少年らの残虐行為が今後、人間に向けられる可能性があると指摘。さらに「動物を飼育すべきではないし、犬、猫、鳥などに近づくべきでもない」と述べた。
王立動物虐待防止協会(RSPCA)のジャクソン氏は、「動物を虐待する人と、人間を虐待する人には否定しがたい関連性がある」と述べ、裁判所による判決に満足していると話した。一方、少年らの弁護人によると、少年らは自分たちの行いを深く後悔しており、一生悩むことになるだろうと話したという。