【ブリスベン29日AAP】 ブリスベン空港から泡消火剤が漏れていた事故から1か月を待たず、今度はブリスベン北の小川にも泡消火剤が漏れていた可能性があげられている。
QLD州環境局は29日、 モレトン・ベイのナランバでの550リットルの泡漏出について、前回の事故に比べて小規模だと声明で発表した。これまでに小川への汚染は確認されていないが、さらなる検査が行われる見通し。
先立って4月10日、ブリスベン空港でカンタス航空の格納庫から、同様な化学薬品2万2000リットルが漏れ出していた。ショーンクリフ、マッド・アイランド、ブリスベン・クリークで捕れたエビやカニ、イカや水中のマッドペルフルオロオクタン酸(PFOA)量は減少しているが、この地帯で捕れた海産物の摂取に対して警告が出されている。