【ゴールドコースト2日AAP】 ゴールドコーストの人気テーマパーク「シーワールド」で先月26日、北極グマの双子の赤ちゃんが誕生した。母親のリヤは16歳。
同テーマパークが2000年に北極グマの展示を開始して以来、双子はそれぞれ3、4番目に生まれた赤ちゃんとなる。北極グマの数は世界全体でおよそ2万2000から3万頭とされ、絶滅の危機にあるという。海洋科学者のトレバー・ロングさんは、生後数週間が双子の生命を左右するとしたうえで、「慎重かつ楽観的にみている」と話した。
体重およそ600gの双子は、2歳半になるころには250キロほどに成長する見通し。順調に育てば9月中にも一般公開の予定。