【ブリスベン5日AAP】 QLD州のパラシェイ首相は、大型サイクロン「デビー」の被害を受けた州北部について、観光や商業施設が平常運転に戻りつつあり「賑わっている」と述べ、国民に対し、今後さらに支援が得られることを期待していると話した。
サイクロンによる被害総額は数十億ドルに上るとみられており、復興には地元に再び観光客を呼び戻す必要があるが、パラシェイ州首相は「電力は復旧し、道路も開通して元通りになった、すばらしい!」と話し、復興の見通しは明るいとの見解を示した。
また、パラシェイ州首相は先に、最大の被害を受けた地区の一つであるエアリー・ビーチ(Airlie Beach)を訪れ、すでにたくさんの人で賑わっていたとして、国民に対し、次のホリデーはぜひQLD州で過ごして欲しいと述べ、経済活性化による支援を求めた。