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銀行の石炭投資に抗議 橋に巨大バナー

【シドニー5日AAP】  シドニーのダーリング・ハーバーで5日朝、環境団体グリーンピースの男性2人が、オーストラリアの4大銀行の一つであるコモンウェルス銀行に対し、アダニ・グループの炭鉱開発などへ融資を継続しているとして、巨大なバナーを掲げて抗議した。

男性2人はアブセーリングで橋に上り、バナーを掲げた。バナーには「石炭を捨て、将来に投資を」と書かれており、通行人らが写真を撮るなどして一時騒然となった。NSW州警察によると、31才と36才の男性は、警察が鉄橋から下りるよう指示したが従わなかったため逮捕され、その後、保釈となっている。

グリーンピースの気候&エネルギー・キャンペーンを率いるニコラ・カジュール氏は、「気候変動問題を解決したいと考えている何百万人もの国民の味方か、グレートバリアリーフなど環境を脅かす化石燃料会社の味方か、コモンウェルス銀行にとって極めてシンプルな選択だ」と述べた。

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