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わらをバイオ燃料に VICで研究

【メルボルン8日AAP】   VIC州政府は、わらを生物燃料エネルギーに変える可能性について、6万ドルを投じて研究を行う。不要なわらは通常、燃やしたり腐葉土にされる。

わら燃料化の実現可能性や事業効果が確認されれば、同州のセントラル・ハイランズ地方に、費用300万ドルのわらのペレット製造工場が建設される。ダニエル・グリーン州労働党議員は8日、「オーストラリアの条件下で燃料化が実現可能であれば、穀物生産者にとって収入増となり、新たな雇用を創出する可能性もある」と話した。

デンマークのサムソ島では2007年から、バイオマスエネルギー施設で干し草や木くずを燃やしてエネルギーを供給している。

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