【キャンベラ14日AAP】 北朝鮮は14日、弾道ミサイル実験を行った。ミサイルの発射は、隣国の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)新大統領が北朝鮮との対話に臨むと公約してわずか数日後に実施された。
オーストラリアはミサイル発射を「無謀で挑発的」と激しく非難。ペイン国防相は14日、「北朝鮮のとった行動は地域・世界的な不安定さを増す」と述べ、韓国や日本、米国など同盟国と協力して北朝鮮に対する圧力を強めていく考えを示した。また、北朝鮮に対して重要な影響を持つ国の一つとして中国を特定した。
ターンブル連邦首相は12日、韓国の文大統領と電話会談を行い、北朝鮮の核問題について方策と協力を強化していくことで合意したばかりだ。