【SA8日】 SA州アデレード東部のバーンサイド市立図書館はこのほど、複数のゴシップ雑誌を「有害な読み物」として、貸し出しや閲覧を停止する方針を明らかにした。雑誌が置かれていた書棚には「コミュニティのメンタルヘルスを重視する」などの説明を記載した紙が貼られた。
バーンサイド市立図書館の書棚には、市のコミュニティ・コネクションズのグループマネージャーであるテイラー氏によって書かれた張り紙が貼られ、「礼儀正しい行動の基準を定める」ことも、雑誌の取り扱いをやめる理由の一つだとしている。
バーンサイド市が図書館での取り扱いを停止した雑誌は「Woman’s Day」「New Idea」「Who」など。一方、市の決定には批判の声も上がっている。図書館を定期的に利用している87歳の女性は、「何を読むべき、何をすべきと言われるのは共産主義のようだ」として、雑誌を排除するのは検閲のようなものだとコメントした。
ソース:news.com.au-Adelaide library bans ‘toxic’ gossip magazines