【VIC8日】 VIC州のインフラ助言機関インフラストラクチャー・ビクトリア(IV)の識者委員会は8日、州内の排出ガス量削減を目指すため、2030年までにガソリンとディーゼルを燃料とする車両の販売を停止すべきとの提言を行ったことが明らかになった。
IVは一か月に及ぶワークショップで、独立インフラアドバイザリー団体が検討すべき課題として21の提言を行っており、この中にガソリンおよびディーゼル車両の販売停止のほか、新築される住宅に電気自動車の充電ステーションの設置することなどを提案している。
IVは現在、州内で増加している排出ガス量を削減するため、インフラ整備戦略の見直しを進めている。IVのメイソンCEOは、ガソリンやディーゼル車両から移行しなければ、排出ガスの削減目標を達成するのは難しいとの見方を示した上で、「移行は計画的かつ公正であるべきだ」と述べた。
ソース:news.com.au-Victorian panel urges state to scrap petrol cars in bid to drive down emissions