【キャンベラ7日】 国内で、コロナウイルスの予防接種に対して最も消極的な年齢性別グループは、若い年齢層の女性であることが新調査から明らかになった。
オーストラリア国立大学(ANU)が3030人を対象に調査を行なったところ、18歳から24歳の年齢層の女性 43パーセントが出来るだけ早く予防接種をしたいと答えており、他の年齢グループが60パーセント以上だったのに比べて下回っていることがわかった。
予防接種に対して積極的な年齢層は、65歳以上の高齢者が80パーセントと最も高く、国内の大多数が64パーセントという結果が出ているという。ANUのケイト・レイノールズ教授は、州・連邦政府に対して信頼度が高い人々が、人種、年齢、性別に関係なく予防接種を希望していると述べた。
調査結果から専門家たちは、20代前半の女性たちが予防接種に対して積極的でないのは、政界における性暴力被害の訴えから、政府への不信感が要因である可能性があると指摘している。
また、5人に1人が予防接種による副作用リスクの懸念を持っていることも明らかになった。
ソース : news.com.au – Young women most reluctant group to get COVID-19 jab