【VIC12日】 VIC州は、50歳未満に対するアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を引き続き一時停止する。3つの課題が解決されるまで再開しないという。
VIC州政府が掲げる3つの課題とは、国から得られた情報の英語以外への翻訳、保健職員に対する義務的教育、賠償金問題への解決策だ。メルリノ州首相代理は、「州民に情報を提供するなら翻訳の必要がある」「特に50歳未満の州民にワクチンのリスクや好みについて説明できるよう、保健職員への教育が必要」と話した。州政府はまた、今後2週間にVIC州内の接種施設に届けられる予定のアストラゼネカ製ワクチンを一般医(GP)に送るよう、国に要請している。高齢者に接種するためだ。
国内の予防接種技術諮問グループ(ATAGI)は8日、血栓や血小板数低下など稀だが重篤なアストラゼネカ製ワクチンの副作用がさらに明らかになったと発表した。ATAGIは50歳未満にファイザー製ワクチンを勧める一方、1回目のアストラゼネカ製ワクチン接種後に深刻な有害作用のなかった人は50歳未満を含み、2回目の接種も受けてよいと説明する。
ソース : news.com.au – Coronavirus Victoria: Vaccine pause to continue for under 50s