【パース21日AAP】 連邦政府が、保育園や幼稚園(プレスクール)に通う子どもの予防接種を必須にすると提案したことを受けて、WA州政府はこれを支持する意向を示した。
ターンブル連邦首相は3月、各州・地域リーダーらに対し、予防接種を受けていない子どもを保育所に通わせないとする国として一貫した方針を支持するよう求めた。同じく3月にWA州首相に就任したマーク・マクゴーワン氏は21日、未接種の子どもを保育所から禁止するのは厳しい対応だと認めたうえで、「信頼性のあるいずれの医療アドバイスも、子どもの予防接種を提唱している」と述べ、連邦政府の方針を支持する考えを示した。
WA州の子どもの完全予防接種率はおよそ95%と史上最高。クック州保健相は、「さらなる接種率の引き上げに向けて努力する」と話す。同氏はまた、フェイスブック上で促進される”予防接種を受けない子どものプレイグループ”が、オーストラリア医師会(AMA)から軽く非難を受けたと明らかにした。