【メルボルン22日AAP】 インドネシア・ジャカルタからメルボルンに向かう航空機内で、予防接種を受けていない幼児がはしかを発症した。保健専門家らは、はしかの症状がみられる人は治療を受けるよう呼びかけている。
幼児(3)は5月13日、ガルーダインドネシア航空GA716便でメルボルンに到着後、病院に入院した。幼児はインドネシアではしかに感染した疑い。
VIC州保健局は、はしかに感染したと思われる人は、病院やGPに向かう前に電話をかけるよう呼びかけている。はしかの症状は風邪に似ており、3~7日後に発疹が見られる。予防接種率は26~42歳の年齢層が最も低いが、がん治療や高用量ステロイド治療などを受ける免疫障害患者は、全年代で感染リスクが高い。
同州で確認されるはしかのほとんどのケースが海外渡航と関連される。感染が疑われる場合は保健・サービス省(1300651160)に連絡を。