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メルボ暴走殺人 犯人「自分は救済者」

【メルボルン26日AAP】  今年1月、メルボルンCBDのバーク・ストリートで起きた自動車暴走殺人事件の犯人、ディミトリアス・ガガソウラス被告が26日、メルボルン地域裁判所にビデオリンクを通して出廷し、「事件は秘密結社イルミナティが仕組んだ」などと大声でわめいていたことが分かった。

ガガソウラス被告はまた、古代の秘密結社フリーメーソンにも言及し、すべての人類に栄華をもたらすフリーメーソンの宝を自分が持っているために事件が起きたとして、「起こったことはとても悲しいが、イルミナティのせいだ」と述べた。

また、ガガソウラス被告の弁護士は、同被告の精神鑑定の結果を待っていると伝え、次回の公判は7月まで延期となった。同被告は今年4月にも、同様に自分は「救済者」だとして無罪を主張した。同事件では、900人以上の目撃者から情報を求め、70以上のビデオ画像を参考に調査を進めており、VIC州の検察官のトップは「最大規模の調査」と述べた。

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