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ウーバー値上げも低額で 「侮辱」と非難

【メルボルン27日AAP】    配車サービスのウーバーが、6月9日からメルボルン市内での初乗り料金の値上げを発表したが、メルボルンのウーバー運転手らを代表する組合は、金額の低さに「運転手たちを侮辱している」と非難している。

ウーバーは、メルボルン市内の初乗り料金を現行の6ドルから6ドル95セントへ値上げし、予約金として55セント支払うことになるという。

ウーバー運転手らを代表する組合の「ライド・シェア・ドライバーズ」(RSDU)は「ウーバーがようやく値上げに乗り出したのはいいことだが、金額がまだ安すぎる」と述べた。RSDUは最低でも9ドルにすべきだとしている。

RSDUは先週に、公正労働オンブズマンへウーバーの賃金を調査するよう要請書を提出しており、書面では、車の整備やガソリン代、保険代といった費用を差し引いた残金は、輸送業や接客業の賃金と比べるとかなり低くなると述べている。

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