【SA15日】 連邦政府のモリソン首相は15日、パースでラジオ番組に出演し、時期尚早に国境を再開し海外からの旅行者を入国させた場合、「週当たり1,000人の新型コロナウイルス感染者の増加」に備える必要があるとして、慎重な態度を示したことが分かった。
モリソン首相は、ワクチン接種が始まったことを受け、「人々が海外旅行に出かけたり、海外からオーストラリアへ入国できる状況となった場合、計画は決まっているのか」と質問された。首相は「ナショナル・キャビネットを開催し、州や準州にとって指針となる基準を決める必要がある」と述べた。
さらに世界中の人が可能な限りワクチン接種を受けるまで、国境閉鎖などの規制を維持するかについては、「流動的な状況」だとして、世界で起きることまで制御することは無理とした上で、少なくともそこで何が起きているのか、理解する必要がある」と述べた。
ソース:news.com.au-Scott Morrison warns of ‘1000 COVID cases a week’