【シドニー17日】 大手スーパーのウールワースは、従業員へのハラスメント防止対策として、国内11店舗で従業員が試験的に小型カメラを着用することを明らかにした。
コロナ禍では、トイレットペーパーや他の品切れ商品に詰めかけた消費者同士で小競り合いが起こるなど、店舗内での暴力が報告されている。
また、店舗・流通及び関連従業員協会(SDA)によると、ウールワース従業員の85パーセントが勤務中に、言葉や身体的、または性的暴力を受けたと報告していると発表している。
小型カメラの試用運転は、NSW州、VIC州、QLD州、SA州そしてWA州の以下の11店舗で3ヶ月行われる予定で、主任レベルのスタッフのみが着用するという。
VIC州:Abbotsford、 Millers Junction、 St Albans、 Sunshine Market Place、Hoppers Crossing
NSW州:Kempsey、 Berala、 Rosehill
WA州:Coolbellup
SA州:Rundle Mall
QLD:Redbank Plains
SDAは、開始の第1週目から「ハラスメントを受けそうな状況でも、従業員が着用しているカメラに気づいて止めたケースが数回あった」として 成果が上がっていると述べた。
ソース : news.com.au – Woolworths announces trial of police-style bodycams for staff