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右派の過激主義 豪でも増加傾向=研究

【キャンベラ1日AAP】  オーストラリアのグリフィス大学の教授らが、オーストラリア国内で右派の過激主義に傾倒する人が、増加の傾向にあると指摘している。同教授は、極右イデオロギーを支持する兆候について明らかな証拠があるとして、「新しい」右派の傾向をまとめている。

グリフィス大学のジェフ・ディーン教授は、オーストラリア国内の新旧8つの右派グループについて、オンライン上で収集されたコメントなどを研究。右派グループには「反移民」、「反体制」、「西洋の価値観の保護」などを含む6つの軸があり、オーストラリアや米国、フランスなどで拡大していると指摘している。

ディーン教授はさらに、右派の過激主義グループは「政治」、「安全保障」、「コミュニティ」に脅威をもたらすとした上で、「彼らは、恐怖心を利用してコミュニティを作り上げようとしている」と分析。右派に傾倒した人たちが、政府は政治的な混乱を引き起こすだけではなく、自分たちを助けてくれる存在だと感じることが重要だとしている。

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