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ノルウェー企業 SA州沖の掘削を発表

【アデレード9日AAP】  ノルウェーのエネルギー企業スタトイルは、SA州のグレート・オーストラリアン湾で、2019年10月までに掘削作業を開始することを明らかにした。スタトイルは、英石油大手BPと、同湾で2件の掘削事業を引き継ぐことで合意している。

スタトイル・オーストラリアのパル・ハレモ副社長は、「われわれは、高度な3Dデータ分析に基づき、同地域の地質について深く理解している」と述べ、「掘削を予定している地域に、活発な石油システムが存在すると確信している」と自信を示した。また、市場が上向きで好条件のなか、可能性を試す機会が与えられたと抱負を語った。

BPは昨年末、同湾の開発事業を中止する決定をし、同州のコートサントニス財務相は、BPが約束した14億ドル規模の投資事業から逃げ去ったと非難していた。ただ、環境団体は事業中止の決定を歓迎し、連邦政府に対しても、予定されている同湾での掘削をすべて停止するよう求めていた。

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