生活

血栓を発症新たに3件 コロナワクチン

【ACT23日】  オーストラリアの医療製品管理局(TGA)は23日、アストラゼネカ製の新型コロナウイルス用ワクチンによるとみられる血栓発症例が、新たに3件あったと発表した。このうち1件は50歳以上だったことが分かっている。

 

先に死亡した48歳の女性は、国内で同ワクチンによって血栓が生じた3番目のケースだったことから、全部で6件のケースが確認されていることになる。新たなケースではNSW州の35歳の女性、QLD州の49歳の男性、VIC州の80歳の男性に血栓の症状が見られた。

 

TGAのワクチン安全調査グループは、3人について「治療の成果が出て回復している」と述べるとともに、医療学的にみて安定した状態であると説明した。アストラゼネカのワクチンは50歳以上の人に勧められ、ファイザー製は50歳以下の人に勧められている。

 

ソース:abc.net.au-TGA investigating three new blood clot cases in people given AstraZeneca vaccine

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら