【キャンベラ12日AAP】 英国女王誕生日の祝日の12日、今年も国内外で活躍した人物に贈られる勲章の叙勲者リストが発表された。叙勲者およそ900人には、ハリウッド女優のケイト・ブランシェットさんやカンタス航空のアラン・ジョイスCEOも含まれた。
カンタス航空のジョイスCEOは、企業として同性婚を支援したことで、オーストラリア勲章の最高位とされる“コンパニオン”を受章した。ジョイス氏はまた、同航空会社を2013/14年度の過去最低損失から好転させた功績から、航空業や観光業への貢献も認識された。
女優のケイト・ブランシェットさんは演技のみでなく、人道・環境要因への取り組みが認められた。
ほかの叙勲者には、ファッションデザイナーのコレット・ディニガンさん、「ペンフォールズ・グランジ」で知られるワインメーカーのピーター・ガーゴさん、50年で養子400人近くを育てたNSW州のイアン・ロフツさんと妻のクリスティンさんなど。
長年にわたって同性愛社会を擁護してきたピーター・ボンサルブーンさん(78)は、受章までわずか数週間を前に、ガンのため亡くなった。ボンサルブーンさんは1980年代、エイズ初期の若い男性らを10年に渡って支援した。
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