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豪北部 暑すぎて見習い脱落者多数

【ダーウィン13日AAP】   チャールズ・ダーウィン大学が行った調査の結果、過去20年でオーストラリア北部の見習い職人半数以上が、熱帯地方の厳しい暑さを理由に屋外業務の訓練を終了できていないことがわかった。同地帯の経済発展の妨げになっているという。

1994年以降、見習い職人10万5000人の58%が訓練期間を終了できていないとわかった。気温と湿度が非常に高い夏季は、調査結果がより顕著であり、国内南部や屋内の業務では同様な傾向は見られなかった。

オーストラリア北部は経済発展を屋外業務に依存するところが大きいため、「調査結果は非常に重要」と専門家は話す。同地帯の温暖化が予測通り進めば、見習い訓練の問題にも大きな影響をもたらすと懸念される。

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