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競争委 IT2社のアプリ市場独占を懸念

【NSW28日】  オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、米IT大手アップルやグーグルが国内のアプリ市場を独占していると指摘がなされていることについて、懸念が解消されなければ、厳しい規制を導入することになるとの見方を示したことが分かった。

 

ACCCは、グーグルやアップルだけがアプストアを保有しているほか、それぞれ自分たちのアプリだけを販売していることについて懸念を示している。グーグルやアップルは、他社アプリよりも自社アプリの販売を促進したり、第三者の競争相手にはアプリ販売でストアの利用条件を課すなど、市場を支配する形となっている。

 

ACCCは、小規模の独立したアプリ企業がアップルやグーグルに手数料を支払うしか方法がないことに大きな懸念を示し、これらの企業は、開発したアプリをどうしたらより多くの消費者に気付いてもらえるかについて、もっと情報が与えられるべきと訴えた。

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