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ポラリスが四輪バギーをリコール

【シドニー19日AAP】   自動車製造業のポラリスは、アスベストを含む部品が使われているとして、クアッドバイクと呼ばれる四輪バギーのジュニアモデルをリコールした。同社が米国でテスト運転を行った結果、ジュニアモデル12種のブレーキパッドやブレーキシュー、ガスケットやウォッシャーにアスベストが含まれていることがわかった。

オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、国内で販売されたバギーおよそ1万3000台のリコールを発表した。アスベストを含む部品が乗り手に影響を及ぼす可能性は低いが、自宅でバギーの改良を行ったり、修理やサービスを行う業者への安全が懸念される。リコール対象は2001年から2017年の間に製造されたスクランブラ50および90、プレデター50および90、アウトロー50、90および110、スポーツマン90および110、エース150、ソートゥース200、フェニックス200の12モデル。

アスベストの輸入・使用は2004年以降禁止されているが、ポラリスは最近になって問題を認識したとみられる。

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